
Internet Explorer 11デスクトップアプリのサポート終了について
G’day! How ya going?
Teams 活用支援センター Blog 担当チームです。
みなさん、昨年の2020年8月17日にMicrosoft社がアナウンスしたMicrosoft 365 のアプリとサービスにおけるInternet Explorer 11(以後IE11と書す)のサービスサポート終了のお知らせ、覚えていらっしゃるでしょうか。
IE11は2015年Windows10のリリースと新ブラウザーEdgeの登場からサブブラウザーの立場になっていて、今後のサポート終了が予想されていましたが、次の段階として、Windows10におけるInternet Explorer を、Microsoft Edgeに一本化するアナウンスがなされ、IE11デスクトップアプリのサポートを「2022年6月15日」にて終了するとの発表がありました。
今後はMicrosoft Edgeに一本化されるとのことですが、具体的にどうなるのかご説明させて頂きます。
<サポート終了の対象は?>
今回の発表で確認されたIE11サポート終了対象は、以下になります。
・半期チャネル経由で提供される Internet Explorer 11 デスクトップ アプリ
・Windows 10 デスクトップアプリケーション (20H2以降)
・Windows 10 IoT (20H2 以降)
簡単にいうと、現在、現役としてアップデートが行われるWindows10 20H2以後のバージョンではIE11サポート終了になります。
<サポート終了の影響を受けない対象もある>
その反面、IE11サポート終了の影響を受けない対象もございます。
・Microsoft EdgeのInternet Explorerモード機能
・Internet Explorerプラットフォーム (MSHTML/Trident)
・以下のオペレーティング システム上の Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーション:
・Windows 8.1
・Windows 7 ESU
・Windows Server SAC (すべてのバージョン)
・Windows 10 IoT LTSC (すべてのバージョン)
・Windows Server LTSC (すべてのバージョン)
・Windows 10 クライアント LTSC (すべてのバージョン)
ESUライセンスやLTSCで対応中の旧バージョンのWindowsではサポート終了の対象外になるとのことです。
*ESU:Windows 7 拡張セキュリティ更新プログラム (ESU) には、2020 年 1 月 14 日から最大 3 年間( 1年単位で最大3年間 )、Microsoft Security Response Center (MSRC) で定義されている重要で重要な問題のセキュリティ更新プログラムが含まれます。 2020 年 1 月 14 日以降、PC が Windows 7 を実行し、拡張セキュリティ更新プログラムを購入していない場合、コンピューターはセキュリティ更新プログラムを受信しなくなりました。
*LTSC: Long-Term Servicing Channel
<IE11と連携していたMicosoft365製品の対応について>
Microsoft365のアプリケーションもIE11のサポートが終了されます。
★Teamsは既に昨年の2020年11月30日にIE11サポートが終了されております。
詳細情報に関しましてはこちら*もご参照ください。
*[Microsoft 365 apps say farewell to Internet Explorer 11 and Windows 10 sunsets Microsoft Edge Legacy - Microsoft Tech Community]
<サポート終了後はIE11で全く利用できないのか>
IE11サポート終了対象のOSの場合、2022年6月15日以降は、IE11で起動しようとしても、自動的にEdgeブラウザーにリダイレクトされます。そのため、2022 年 6 月 15 日までに組織内の標準ブラウザーを、Microsoft Edge へ移行することを検討ください。
<EdgeのIEモードについて>
現在の新しいEdgeは、既存のIEで利用されていたTridentエンジンや、モダンなChromiumエンジン、両方を搭載しているため、暫くは IE専用で開発されたwebアプリケーションなどをIEモードでご利用いただくことは可能です。
・IEモードご利用の際は、Edgeのアップデートを必ず実施ください。
・IEモードは2029年まではサポートされるとの事ですので、2029年までにIE 専用で構築されている過去の Web 資産を W3C や ECMA が公開している Web 標準規格に準拠するように作り替えることを検討ください。
以上IE11サポート終了に関して簡単にご説明させていただきました。
では、また次の記事でお会いしましょう!
それじゃまた近いうちに!
See ya, mate! Thanks for coming!
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