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<MSPになろう> 第一回 : MSPってなに?(1)

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みなさま初めまして。ライプジャパン株式会社の後藤です。宜しくお願い致します。


私たちライプジャパンはパートナー様にクラウドサービスのライセンス再販ビジネスをご提供し、日本企業のクラウドサービス活用推進のお手伝いをしています。


しかしながら、従来型のライセンス再販モデルには、エンドユーザー企業やライセンスリセラー企業にとって、いくつかの課題があります。



《リセラー企業の場合、「差別化できない」》


同じライセンスならどの業者から買っても同じもののため、リセラー企業から調整できるのは値引きぐらいです。


値引きをすれば利益率は低下しますし、契約更新のたびに他社との価格競争にさらされることになります。これが続けば利益率は向上せず、消耗してしまうだけです。





《エンドユーザー企業の場合、『「効果(Effects)」や「価値(Value)」が実現できない』》

クラウドに限った話ではありませんが、企業の投資には必ず背景となる課題や目的があり、その解決策・実現手段としてクラウドサービスを購入するケースはよくあります。


ところが、ほとんどの企業では、クラウドサービスを用いて本来の課題を解決し、目的を実現するというところまで自力だけでは行き着けません。ITやソリューションの専門知識を持ったひとの支援が必要なケースもあります。これまでソフトウェアやITシステムを購入したが成果が出ない、そもそも使ってすらないという経験のある企業もあります。





《マネージドサービスプロバイダー(MSP)で突破口を開こう》

ここで、これら双方の課題をまとめて解決する方法として、マネージドサービスプロバイダー(MSP)という形態を提言したいと思います。

一言でいえば、クラウドサービスをそのまま再販売するのではなく、そこに独自のサービスを付け加えて提供することになります。こう書くと「なんだ、それだけ?」と感じられるかもしれませんが、実はとても重要なお話だと思っています。次回以降で少しずつ詳しくご説明していこうと思いますので、引き続きお付き合いをお願いします。



ライプジャパン 後藤徳弘
ライプジャパン 後藤徳弘
ライプジャパン カントリーマネージャー。日本マイクロソフトおよびアマゾンウェブサービスジャパンで技術コンサルタント、営業マネージャー、コーポレート戦略などを歴任。2021年5月より現職。日本にマネージドサービスプロバイダーを広めるため日々邁進。

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